中古住宅のあんしん仲介窓口

東京で不動産会社を経営する田邊和弘が、ホームインスペクションとライフプランシミュレーションの観点を中心に、安心して住宅を売買できる情報を発信しています。

既存住宅購入者の購入動機は?

   

不動産流通経営協会の2014年不動産流通業に関する消費者動向調査の発表によると既存住宅購入に対する意識は高くなっていて2014年では「既存住宅のみ」もしくは「主に既存住宅」を探した既存住宅購入者の割合は年々増加し46.6%を占めています。

また、新築住宅購入者のうち既存住宅も探した購入者の割合は49.9%です。

既存住宅購入者の購入理由の第1位は「希望エリアだったから」第2位「価格が手ごろ」第3位「物件が良質」第4位「新築にはこだわらない」という理由でした。

対して新築住宅購入者の既存住宅を購入しなかった理由の第1位は「新築が気持ちいいから」というのが圧倒的で、既存住宅では耐久性や耐震性に不安があるとの要素が第4位、第5位を占めております。二つを合わせると第2位になるくらいの割合に匹敵します。

既存住宅の購入者も増加傾向にあるにもかかわらずホームインスペクション(建物検査)の実施を行わなかった割合は既存住宅全体(戸建・マンション合計)で69.9%にも上っております。(瑕疵保険などの利用は除く)この辺の既存住宅を売却・購入する場合にホームインスペクションに対する意識が高まれば新築住宅購入者に対しても既存住宅も検討に入りそうですね。

こんなデータもありまして既存住宅購入にあたってはホームインスペクションの実施状況は既存住宅購入者の46.2%が実施済(瑕疵保険なども含む)みというデーターもありますので既存住宅購入者にはホームインスペクションに対する意識は高いようですね。

当窓口では中古住宅の仲介の際には必ずホームインスペクションのご提案をさせて頂いております。

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