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東京で不動産会社を経営する田邊和弘が、ホームインスペクションとライフプランシミュレーションの観点を中心に、安心して住宅を売買できる情報を発信しています。

住宅は資産と思っていたら、負債になってしまった!

      2019/05/31

住宅を購入するときに、賃貸か持家かという議論がありますが、持家派は、賃貸より買ったほうが資産になるから買ったほうが良いという意見があります。

資産=価値あるものということですが、価値あるもの=買い手がある=売れるということだと思いますが、仮に売れないものとなるとどうでしょうか?資産ではなく負債というように考えられると思います。持家を購入する際にあまり、売るとか売れないとかは、考えないかもしれませんが、これからは、様々な時代の変化、人口減少問題、少子高齢化問題などを考えると重要な部分だと考えられます。

家族構成の変化、子供の独立、仕事の変化など様々なライフスタイルの変化によって住む家も変えた方が良いこともあります。その時に資産となりそうな持家か、負債となりそうな持家なのかは見極めが必要だと思います。

つまり、住宅の購入も投資であるという認識が必要になってきます。同じエリアでも生活環境や立地条件が違う場合、賃料ではそれほど変わらなくても売買価格では大きく変わる場合もあります。投資として考えた場合は、賃料と比較して買ったほうが安いと判断しても売却した場合も含めて総トータルの収支で判断することも必要です。

 - ライフプランシミュレーション